下北半島 恐山観光 バスと徒歩の旅

下北半島の観光では、恐山へ行きました。

今回の旅は、レンタカーは一切使わずに、電車・バス・徒歩などの公共機関のみの利用です。

電車もバスも1日2本などは当たり前。あまり本数がないので、終電に間に合うかな?と心配し、いつでも時間前行動。

1〜2時間程度なら、電車やバスを待つために時間を潰すのは当たり前。

そんな旅ですが、やはり公共交通機関を使う旅、徒歩の旅ならではの楽しみのたくさんありました!

下北半島の旅では、恐山へと訪れました。

恐山といえば、いたこさんなどで全国的に有名な場所です。

5月中旬から下旬は、お祭りもないですし、いたこさんもいません。

つまり、すいているんです。それだけではなく、新緑の緑豊かな時期です。

ゆっくり観光できて、とてもよかったので、恐山観光を紹介したいと思います。

恐山へは5月〜11月であれば、下北駅からバスで行くことができます。

恐山へ行くバスは1日に4本しかありません。

9:10、11:15、14:00、16:55に下北駅発のバスです。

帰りのバスの時間もありますし、念には念を入れ、一番早い9:10下北駅発のバスへ乗ることに決めました。

私は、この日はむつ市の繁華街にある「ユニサイトむつ」というホテルに泊まっていたので、このホテルの目の前にあるバス停からバスに乗ることに決めました。 消防署前という駅です。(近くに消防署は見当たりませんでした)

バスを乗り過ごしてしまうと、2時間は待たないといけないため、バスが到着する15分前にはバス停で待機し、バスが来たら、手をあげて「停まってください!」のPRも欠かしません。

バスの運転手さんも、とても優しい人ばかりで、いつも丁寧にバスへと向かい入れてくれます。

消防署前から恐山までは、片道750円。下北駅から乗ったとしても、おそらく数百円程度の運賃の差になるかと思います。

9:10下北駅発のバスへと乗りましたが、バスの中の乗客は10人未満。とっても空いておりました。

消防署前から恐山までは約40分ほど。バスに乗ってる時間って暇じゃない?と思ってしまいがちです。

しかしこのバス、ただのバスと思って侮ってはいけません。

なんと、このバスですが、恐山に関する解説音声が車内で流れるのです!(日本語のみ)

かなり勉強になるので、おちおち寝てもいられません!

途中で、有名な恐山冷水では、わざわざ停車して、見学までさせてもらえるのです。

本当、とっても親切ですよね。

この恐山冷水は、一杯飲めば10歳若返り、二杯飲めば20歳若返り、三杯飲めば死ぬまで長生きするという伝説の水ということです。

触ってみるととっても冷たいのです。天然の水なので、お腹を壊すとまずいということで運転手さんから「飲まないように」と言われましたが、1口飲んで見ました。(自己責任です)

冷たさが体にしみわたる冷水でした。これで10歳は若返ったかと思います。

恐山の手前にある三途川の橋でも、少し停車してくれました。

ここは恐山の観光名所として有名な場所です。宇曽利湖のほとりにあります。

正直、公共機関であるバスが解説付きなんて、とっても得した気分です。

これはレンタカーでは味わえない楽しみですね。

恐山でひたすら歩く 地獄と極楽

恐山は宇曽利湖のほとりにあります。

宇曽利湖は山に囲まれたとても綺麗な湖です。

恐山には、売店が1つ、食事処が1箇所のみです。

食事処は、お祭りの時など混雑時には入れないこともあるそうなので、注意が必要ですね。

恐山の入山券は500円です。

入山券を買い、中へ入ると、人が少ない!

これだけ広大な敷地の入り口に、驚くほど人の数が少ないのです。(5月中旬〜下旬)。

厳かな雰囲気の中、観光することができます。 さらに門をくぐってびっくり!

人が少なくて、写真に人が映らないのです。

とっても静かです。

ただし、今まで行ったどの場所よりも、硫黄臭がすごいです。

かなりきつい臭いがします。この臭いが途切れることがないので、硫黄臭の苦手な方には向かない場所でもあります。

賽の河原のように、細かな石が積み上げられている場所です。

地獄を表現しているかのような場所です。

結構滑りやすいので、スニーカーは必須です。

ところどころに風車が飾られており、子供が供養されています。

これは山を少し登ったところにいらっしゃる、不動明王です。

新緑の中に佇む不動明王、静かな中でそっと手を合わせました。

恐山は、全体に濃い硫黄臭が漂っています。

それもそのはず、ところどころで硫黄のガスが噴き出しているのが見受けられ、また硫黄で黄色くなっている岩が多々見られます。

岩がゴツゴツとしていて、足場が悪いですし、ガスが噴き出しているので、足元には注意が必要です。 こちらは大師堂です。

たくさんの草履や風車が供えられています。

恐山は中へ入ってみると驚きますが、思っている以上に広い霊場です。

宇曽利湖の方まで広がっている敷地には、まるで地獄と極楽が表現されているかのようです。

硫黄臭のする岩の道をひたすら歩いて散策します。 塩屋地獄です。

高温お湯が出ており、まるで岩が塩をふいているようです。

触ると火傷するくらい熱いお湯です。

重罪地獄。

まるで岩が焼けたかのような色へ変色しています。

恐山の中をひたすら歩いてたどり着く、宇曽利湖です。

まるで極楽のように綺麗な砂浜のようです。

最後は温泉へ入り、疲れを落とす

恐山には無料で入ることのできる温泉もあります。

こちらは女湯です。

外見は古いですが、中は結構綺麗です。

硫黄の香りのする、温度は高めの温泉です。

硫黄の香りが強いので、入浴は10分以内がお勧めのようです。

恐山で2時間程度歩き回った足の疲れがこの温泉で癒されました。

バスを待つ間に太鼓橋へ

恐山の入り口手前にはバスの待合室もあります。

広々としたスペースです。横になって休んでいる方もいました。

下北駅行きのバスが来ると声をかけてくれるので、ぼーっとしていても大丈夫です。

この休憩所から歩いて5分程度の場所に有名な太鼓橋があります。

バスが来るまで時間があったので、太鼓橋へ歩いて行ってみることにしました。

太鼓橋には妖怪の像がたっています。 三途川にかかっている太鼓橋も昔は渡れたそうですが、今は老朽化に伴い、渡れないようになっています。

バスが来るまでの間、この宇曽利湖の周りを散歩してみるのもお勧めです。

13:00恐山発、下北駅行きのバスで帰りましたが、帰りのバスのメンバーが行きのバスのメンバーとほとんど一緒でした。

一人で写真を撮りに来ているプロ仕様のカメラを抱えたおじさん、温泉で一緒になった常連の匂いのするおばさんなど、様々な人がいました。

外国の方はほとんど見かけなかったので、あまり外国の方には人気のないスポットなのかもしれません。

日本三大霊場の一つである、恐山。

行く前はどんなところなのかな?と全く想像できませんでしたが、行ってみるとかなり興味深い場所でした。観光で訪れるのにお勧めです。

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