九份観光 夜の豎崎路の雰囲気が素敵!湯婆婆のお茶館でお茶の手順を学ぶ

台北から1時間30分ほどで行くことができる九份へと観光に行きました。

今回の台湾旅行を一緒にしている母がどうしても九份へ行きたいというのが一番の理由です。さらに夜の九份を楽しみたいということで宿も1泊とりました。宿泊した宿もとても良かったので、それはまた別の記事で紹介したいと思います。

九份観光で良かったポイントと、次の日に足を伸ばした金瓜石博物館についてもまとめて紹介したいと思います。

私たちが九份へ訪れた日の九份はあいにくの曇り空でしたが、それでも十分楽しむことができました。

台北から九份への行き方

まずは台北から九份への行き方を紹介したいと思います。私たちは行きは電車&バス、帰りはバスで台北と九份を行き来しました。

電車で行く場合は台北駅から台鐡に乗ります。チケットは區間車(各駅停車)で49元です。悠遊卡(Easy Card)などのICカードを使うこともできますし、窓口で買うこともできます。

自強號(特急)で行った方が早いですが、區間車(各駅停車)でも1時間くらいで着くので全く問題ありません。私たちが乗った時は台北から瑞芳まで55分、そこからバスで九份まで10分くらいでした。

行き方ですが台北駅で台鐡の區間車(各駅停車)へと乗り、まずは端芳(レイファン)駅へと向かいます。端芳(レイファン)駅から九份行きのバス停までは歩いて5〜10分くらいはかかるのですが、バス停までの案内標識が出ているのでかなりわかりやすいです。そしてバス停へ向かう観光客も多いので、迷うことはほとんどないと思います。

九份行きのバスはたくさんあります。おそらく10〜20分に1本のペースで出ていると思います。運賃は15元(1元3.8円計算で57円)です。

乗ったバスは掲示板での停留所案内が出ないバスだったのですが、大丈夫です。9割の乗客が九份老街の停留所で降りるからです。その流れに乗っていれば確実に降りることができます。(他の停留所で降りたい場合には注意が必要です)

私たちがバスに乗った日は、バスがとても混んでいたので座ることはできませんでした。しかし九份までは端芳(レイファン)駅から10〜15分程度なので、特に疲れることもなく九份老街へとたどり着くことができました。

バスは運転が荒いので、しっかりと手すりに掴まる必要があります。

九份老街はとにかく人、人、人の大混雑

九份についてまず驚いたのが、人の多さです。いたるところから日本語が聞こえてきます。九份に来る観光客の半分以上が日本人じゃないかと思えるほどの日本人の多さです。また団体ツアー客も多いです。

お店がたくさん並んでいる九份老街はとても狭い通路です。この狭い道ではすれ違うのが大変なくらい人がいました。

九份老街の中で台湾のお菓子が売っているお店を見つけたので、台湾のお土産で有名なパイナップルケーキを買ってみました。

大きなケーキを4分の1にカットして売られています。1つ40元(1元3.8円計算で152円)です。パイナップルのジャムがしっかりとたくさん入っていてこのパイナップルケーキはとても美味しかったです。パイナップルケーキを味見したい方にはオススメのケーキです。

他にも台湾の伝統的なお菓子がたくさん売られているので、食べてみたい方にはオススメです。

こちらのお店にお世話になりました。

九份老街の人気店のスイーツをいただく

台湾のお菓子以外にも九份老街で有名だと言われるお店に何軒か行きました。どのお店もお店の前に並んでいる人の列ができていて、その辺りだけ交通渋滞になっていました。

まずは九份老街の中央あたりにある阿蘭というお店です。

ここは草餅の有名店です。中身が4種類から選べるのですが、切り干し大根、餡子、緑豆ともう1種類(忘れてしまいました・・・)です。

私たちは、餡子味の草餅と切干大根味の草餅をそれぞれ1つずつ買いました。上の写真の左側が草餅です。1つ15元(1元3.8円計算で57円)です。切り干し大根味を買った理由は、台湾では人気と聞いたからです。

上の写真の右側は草餅とは別に売っていた芋が入ったお餅です。こちらも1つ15元(1元3.8円計算で57円)です。

草餅は「こんなに柔らかい草餅を食べたことがない」というくらい柔らかいです。手で掴むと手に餅がついて剥がれないです。餡子味は安定の美味しさでした。1つ1つが大きいのも嬉しいです。結構お腹がいっぱいになります。

切り干し大根味の草餅は、香辛料強めでスパイシーな味です。食べると舌がピリピリするのですが、私は正直に言うと苦手な味でした。結構癖が強い味だと感じます。八角や香辛料が好きな方にはオススメです。

芋が入ったお餅の味は、塩味がベースになり、若干スパイシーな味です。私はこれもあまり好きではなかったです。ただ、この芋が入ったお餅を台湾の旅行客が一人5個も10個も買っているので、現地では人気がある味なのだと思います。

次に行ったのは、阿柑姨芋圓です。このお店は九份の豎崎路(長い階段がある有名な通路)でスイーツのお店をオープンした最初の老舗らしいです。

このお店では九份名物である 芋圓を食べることができます。

温かいものと冷たいものが選べますが、私たちは温かいものを選びました。1つ50元(1元3.8円計算で190円)です。

味はまさに日本のお汁粉ですね。芋で作った白玉がゴロゴロと入っています。もちもちしてとても美味しいです。お汁粉好きにはとてもオススメのスイーツです。

店内で食べる場合には、テラスで食べることができるため、天気の良い日であればとても景色が綺麗だと思います。私たちが行った日はあいにくの曇り空だったので、上の写真のように少し薄暗い雰囲気になりました。

豎崎路を登りきった先にある聖明宮

芋圓を食べることができる阿柑姨芋圓はほぼ豎崎路の一番上に位置しています。外の階段に座り景色を眺めながら芋圓を食べている人も多かったです。

豎崎路の上から眺める景色はとても綺麗です。

豎崎路を登りきった少し先には聖明宮というお寺があります。

日本人はあまり来ないようですが、台湾の方々は結構訪れている場所です。豎崎路の階段を登りきったら少し寄ってみるのもオススメです。私たちも聖明宮の中を見学し、参拝しました。

帰りは雰囲気が楽しめる豎崎路を降っていきます。

昼間だったので、まだ提灯に灯りがついていません。

それが夜になると上の写真のような雰囲気になります。雰囲気が出てきました。

豎崎路をしたから見上げるのも綺麗です。上の写真が昼間です。

夜がこちらの写真です。すごく雰囲気が出ます。写真に撮っても綺麗です。

この景色を撮影している人がたくさんいました。「千と千尋の神隠し」の世界とぴったりと言われるのもよくわかります。

湯婆婆の館でお茶をいただく お茶の手順

「千と千尋の神隠し」に出てくる湯婆婆の館があります。その館のモデルになったのではないかと言われている阿妹茶酒館でお茶をいただきました。

阿妹茶酒館は豎崎路の階段の中央あたりに位置しています。

私たちは昼間に行ったのですが、夜に行くと雰囲気も素敵ですし、お茶を飲みながら九份の夜景を楽しむこともできます。

上の写真は夜に遠くから阿妹茶酒館です。写真だと伝わりにくいですが、実際に見るととても綺麗です。まさに湯婆婆の館だなと思う雰囲気があります。

入り口も素敵です。

店内に入ると、室内かテラスかどちらの席が良いのか聞かれます。

私たちが訪問した日は風が強くて寒かったので、店内の眺めの良い場所でお茶をいただくことにしました。

テラスから眺める景色も素敵ですが、店内も素敵です。続々とお客さんが入ってきていましたが、お店自体が広いので、満席という雰囲気はありませんでした。おそらく夜の方が人気なのだと思います。

上の写真がお茶を入れる際に使う道具です。テーブルの上に置いてあります。

お茶や一緒に食べるお菓子はかなり種類が多く、自分で選ぶこともできます。

私たちはお茶とお菓子4種類がついたセット300元(1元3.8円計算で1140円)をいただくことにしました。

若干高いかな、と思ったこのお茶ですが、飲み終わることにはそんなことは全く思わなくなりました。

上の写真がセットのお菓子(2人分)です。抹茶味で中にあんこが入っている落雁、ゴマ煎餅、きな粉餅、干したスモモです。

抹茶味の落雁は柔らかく手で持たないと崩れてしまうほどです。口の中に入れると溶けて上品な味で美味しいです。きな粉餅は、中に黒蜜が入っています。これも日本人が大好きな味だと思います。ゴマ煎餅はゴマの風味がしっかりと効いていてゴマの風味が口の中全体に広がります。干したスモモは初めて食べたのですが、甘酸っぱい味がお茶にとってもよく合います。台湾独自の味はなく、どれも日本で食べているようなお味でした。

どれもお茶にとてもよく合います。母はゴマ煎餅がお気に入りでした。私は個人的にきな粉餅と干したスモモが美味しかったです。

お茶を頼むとお茶のセットが用意されます。そして店員さんがお茶の入れ方の解説をしながら入れてくれるのです。

今回飲むお茶は凍頂烏龍茶でした。

それでは、私たちが教えていただいたお茶の入れ方を紹介します。

お茶を淹れる手順

1、お湯だけを急須へ注ぎ、すぐにお湯をお茶入れに出します。上の写真の奥、急須を逆さまにして乗せているのがお茶入れです。

これは茶器を温めるために行います。お茶入れに入ったお湯をカップへ注ぎ、茶器を温めます。

今回使った茶器は小さいものです。急須も小さいサイズです。大きいサイズの急須は小さいサイズの急須の4倍入るそうです。

上の写真の左側のカップの大きさはお猪口くらいでした。

カップは2種類あります。左側がお茶を飲むカップ、右側の細長いカップは香りを楽しむためのものです。

2、急須へ茶葉を入れ、お湯を半分まで注ぎます。そしてすぐにお茶入れにお湯を出します。

これは茶葉を洗うためです。茶葉を入れて1回目だけこのようにします。

お茶入れからカップへお湯を注ぎ、カップも再度温めます。

3、2が終わったら、急須へお湯を注ぎます。この時はいっぱいまで注いで大丈夫です。蓋をして30秒待ちます。

30秒待ったらお茶をお茶入れに出し、お茶入れから細長い方のカップへお茶を注ぎ、さらに上の写真のようにお茶を飲むカップへ裏返して置きます。

細長い方のカップを持ち上げ、細長いカップを鼻に近づけて香りを嗅ぎます。

左側のカップのお茶を飲みます。

これが1番茶です。1番目のお茶が一番香りが良いそうです。味は1番目のお茶が一番渋みがなく、さっぱりとした透明感のある味わいです。

上の1〜3の手順でお茶を入れて楽しみます。2回目以降は自分たちでお茶を入れて楽しみます。

1回分の茶葉で5〜6回くらいお茶を入れることができます。

個人的には2回目以降の渋みが多少出たお茶の方が好みでした。

使い終わった茶葉は茶葉入れに出します。上の写真の右側はあと3回分の使っていない茶葉です。左側は使い終わった1回分の茶葉です。かなり膨張することが写真でもわかりますね。

この凍頂烏龍茶がとても美味しかったです。

さらに店員さんから「何時間でもいていいです」と言われます。

お湯もテーブルの横のたっぷりと用意されます。お湯のやかんの下には火がついているので、常に沸騰した状態のお湯でお茶を入れることができます。

出された茶葉は4回分くらいです。1回分の茶葉で最低5回お茶を入れられますし、1回急須から出すお茶はお猪口のようなカップで飲むと4杯分くらいあります。

つまり、カップ80杯分くらいのお茶を飲むことができるのです。

「何時間でもいていい」と言われた通り、帰るように催促されたりもしません。

豎崎路の階段を上り下りして疲れていたので、この阿妹茶酒館で2時間くらいゆっくりとお茶を飲んで過ごしました。旅でゆっくりと優雅にお茶を楽しむのは、とても良いものです。

お茶も飲み放題、お菓子も楽しめて、リラックスできて、これで1200円もしないわけですから、行く価値があります。

帰りに素敵なポストカードをもらいました。

すごく素敵な時間を過ごすことができました。九份を楽しく観光して、最後のお茶館でリラックスするコースはとってもオススメです。